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苦境の中でのこの経験・・・応援しています

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satomi    shimabara   010.jpg茨城・水城ナインへワシントンのMiyoさんからもエールが届いていましたが、被災地の方だけでなく世界中で支援したいとの気持ちを抱く人にも励みとなっているのは嬉しいです。

ワシントンやニューヨークの学校でも『何か役立ちたい』『わたしたちも助けになりたい』その想いから学生による被災地のための支援募金をがはじまっていると連絡がありました。

ニューヨークの学生は「9・11の時に日本からたくさん助けてもらった。今度はわたしたちも助けになりたい」と自ら動き出しているそうです。

被災地の方々が、本当の助けを味わいながら乗り越えれるように祈っています。

センバツでは今回水城は1回戦で敗れましが,被災の苦難を経験しながらの出場。

それなだけに...苦境の中で水城ナインが挑む姿に勇気が出たと被災地の方からもメールが届いていました。↓

「水城ナインのその気持ちに力を感じて私も勇気がでました。」

******(被災地の茨城・水城センバツ記録)毎日新聞より******

第83回センバツ:水城ナイン、帰校 飛田主将「夏までに成長する」 /茨城

 第83回選抜高校野球大会に出場し、甲子園初戦で敗退した水城ナインが26日午後4時すぎ、東京駅から水戸市白梅の同校に到着した。在校生や教職員ら約40人から温かい拍手と「お疲れさま」とねぎらいの言葉で迎えられ、ナインらは頭を下げて応えていた。
 橋本実監督は「(水戸の街を見て)改めて地元の地震の被害が大変だったと感じる。10日間、いろんな人の支えで野球ができたということを実感している」と話した。飛田知希主将(3年)は「あれほど注目される中で野球をするのは初めてだった。そういう状況の中でも力が出せるように、今回の経験を生かし夏までに必ず成長して戻ってくる」と新たな決意を語った。【佐久間一輝】
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 ■解説
 ◇被災者の励まし糧に
 センバツ初出場の水城は25日の光星学院(青森)との対戦に敗れ、目標だった「甲子園1勝」は実現できなかった。しかし、東日本大震災の被災地同士の対戦となった試合は全国からの大きな注目と声援を集め、練習不足の中で健闘した水城ナインの姿は、避難所などに身を寄せる被災者の励ましになった。
 震災後、水城野球部は13日から練習を再開したが、県北出身の部員が被害状況確認のため練習に参加できなかったり、野球部寮の食事が途絶えるなどして、ほとんど練習に集中できなかった。関東地区の強豪と予定していた練習試合もすべて中止。16日に大阪入りした後、ようやく練習試合を3戦組んだが、いずれも終盤に逆転負けした。実戦不足は明らかだった。
 試合は0-10と完敗。しかし、県内の避難所に設置されたテレビの前には被災者が集まり、不利な環境の中でも全力を尽くす水城ナインの姿を見て「元気になった」という。
 水城ナインも甲子園では、95年の被災地・兵庫県の高校生らによる友情応援や、被災地以外の出場校から励ましを受け、勇気づけられた。飛田知希主将は試合後、「一塁側の友情応援の声が、自分が守るレフトまで聞こえて励みになった」と話した。
 水城ナインは敗戦後、甲子園の土を持って帰らなかった。相手も被災校。守備のミスを調整不足のせいにする選手は一人もいなかった。「これが今の実力。また夏に必ず戻ってくる」と飛田主将。多くの声援を受けた経験を糧に、夏につなげてほしい。




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