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新たな状況を受け入れるには・・・新たな挑戦がいくつも

メールどうもありがとうございます。これほどの尊い命が失われ・・・心が痛みます。

わたしは今回の震災で直接の友人や知人を失ったわけではなく,友人や知人のご家族やお仲間を亡くされた方のことを思いこれほど心が痛むのですから・・・

一緒に住んで住んでおられた愛する方を亡くされた方の思いを考えますと・・・

そのなかでもっと大変な方の気持ちを考え,自分ができることに集中される様子に,わたしたちが力を頂いています。共に乗りこえられるよう支えになれたら・・・その思いです。

新たな状況を受け入れるには・・・新たな挑戦がいくつもあると思います。

連絡をいただきました震災不明者に関しては当初,集計が混乱しどうしても重複届けがあったようです。現在でも調査できないい状態の地域もある実情。

23日現在の死者数は約1万5100人で身元が判明しない人は約2100人に上るそうです。

今後,調査が進み正確な数に変更される可能性があります。現時点での調査数です。

******産経新聞*****

震災不明者、1カ月で半減 重複届け出精査、弔慰金受け付け登録

 東日本大震災で行方不明者の数が約1カ月で半分に減少している。甚大な被害のため、当初、集計が混乱して実際以上に多くなったが、最近になって集計方法の変更などでより正確な人数が判明し始めたためだ。しかし、いまだに集計が進められない自治体もあり、全容把握にはまだ時間がかかりそうだ。

 ◆ピーク時1万7000人

 警察庁の統計では、震災以来、死者数とともに行方不明者数は増え続けた。

 震災1週間後には、約1万人だった不明者数が3月24日には、1万7千人を超え、4月中旬には死者数と合わせ、2万8千人超となった。しかしこの後、不明者数は減り続け、5月20日以降は9千人を割り込み、8千人台とほぼ半減した。

 通常、警察に捜索の届け出があった人のうち、依然行方が分からない人を「行方不明者」として集計する。だが、想定を超えた被害に「1人の不明者に対して家族や知人から二重三重に届け出があった」(宮城県警)。加えて「安否が確認されたとの届けがなかったり、遅れたりした」(岩手県警)ため、不明者数が実数以上にふくれあがる事態を招いた。

 このため、宮城、岩手両県警は、震災からほどなく、県や市町村が住民基本台帳や住民の聞き取りを基に精査した数字を不明者数として報告する方法に変えた。宮城県名取市で当初1千人としてきた不明者を、4月21日には231人に改めるなど、各自治体で精査が進み、不明者数が減少していった。

 一方、福島県警では捜索の届け出に基づく集計を続けたため、一時不明者は6千人近くに達した。その後、自治体と精査する方式に改め、現在は500人以下にまで減少。「特に弔慰金や義援金受け付けのため登録を募ってから正確に実数が分かりだした」(福島県警)という。

 ◆調査できず推計に

 震災から2カ月以上たった今も不明者の集計がままならない自治体もある。

 市街地の7割以上が津波被害を受け、死者が3千人を超えた宮城県石巻市は届け出を基に不明者を2770人としたまま4月4日から更新を止めている。同市市民課の佐々木恭弘課長は「本来なら一軒一軒訪ねて調査すべきだが、人員が足りない。復旧作業で精いっぱいだ」と話す。

 届け出をしないで市外に避難した人が多数いるとみられる一方、親族ごと流された世帯からは届け出自体がないため、不明者がさらに増えるか減るか分からないという。

 被災地の中でも人口が集中する仙台市は、推計を行方不明者数に加える手法をとった。義援金の配分を計算する上で不明者数の特定が必要なためで、仙台市区政課の加藤邦治課長は「被害が膨大すぎて推計という方法を取らざるを得なかった」と語る。

 同市が6日に発表した行方不明者数約180人のうち、推計人数は数十人になるというが、市側は「議論を呼ぶので詳細な計算方法は明らかにできない」としている。

 ◆全容把握なお時間

 23日現在の死者数は約1万5100人。うち身元が判明しない人は約2100人に上る。相当数の身元不明の死者に行方不明者が含まれるとみられ、新たな身元判明に伴い、さらに行方不明者数が減る可能性が高いという。市や警察の担当者は「死者・行方不明者といった犠牲者の正確な数は、最後まで分からないかもしれない」と口をそろえる。

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