« 前へ | トップページ | 次へ »

「水のある風景がなくなって」

突然の経験から深く考え学んだ西牧 奏さんの作文を読ませていただきました。

"人にとって大切な水,しかし命を奪ったのもまた水という矛盾のようなものを感じていた私だが,だからこそ,その偉大さが分かったと思う"

その状況ゆえに感じ考えた貴重な経験を作文を通して教えていただきどうもありがとうございます。

「水のある風景がなくなって」・・・石巻中学校3年の西牧 奏さん最優秀賞おめでとうございます。

「震災直後を思い出した・・・」と石巻よや釜石,陸前高田よりメールが届いていました。

*****NHK*****

水と震災つづり最優秀賞に

「水」をテーマにした作文の全国コンクールで、震災で学んだ水の大切さをつづった石巻市の中学生が最優秀賞を受賞し、2日、石巻市長に報告に訪れました。
報告に訪れたのは、「全日本中学生水の作文コンクール」で、応募作品1万9600点あまりの中から最優秀賞に選ばれた石巻中学校3年の西牧 奏さん(15)です。西牧さんは、「水のある風景がなくなって」という題で、震災で、突然水のない生活を余儀なくされ、トイレの水を池からくんだことや風呂に10日以上入れなかった体験などをつづりました。
その上で、街を津波が襲い、水はたくさんの命を奪ったが、生活に欠かせない必要なものであることに気づいたと記しました。
西牧さんは賞状と盾を手にしながら亀山紘市長に「まだ中学校には避難している人がいて、早く、以前のような石巻に戻ってほしいです」と話しました。
これに対して、亀山 紘市長は
「石巻に明るい話題ができて本当にうれしく思います。一日も早い復興ができるよう市も頑張っていきます」とお祝いのことばをかけました。
西牧さんは、「震災直後で時間がなかったので、思ったことをそのまま書きました。最優秀賞をいただけてうれしいです」と話していました。

ご感想やメッセージを、コメントやトラックバックでお気軽にお寄せください。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする