「被災した漁業者に何かできないか・・・」沖縄のウミンチュの思い
東日本大震災で漁船を失った岩手県の漁業者を支援するプロジェクトで昨日,漁船8隻を積んだトラックがフェリーに乗せられ向かいました。
「被災した漁業者に何かできないか・・・」その思いからはじまり,岩手県宮古市の"漁業者に直接届けするようにしたい"その思いを聞かせていただいていただけに・・・
"少しでも漁業者たちが元気になってくればうれしいです"その思いが届き,復興の力になることを願っています。
****NHK****
被災地に漁船を寄贈へ
東日本大震災で漁船を失った岩手県の漁業者を支援しようともずく漁が盛んなうるま市の漁業者が小型漁船を贈ることになり、22日、漁船8隻を積んだフェリーが那覇新港から出発しました。
漁船を贈るのはうるま市でもずくの養殖などをしている漁業者たちで、小型漁船8隻を津波で多くの漁船を失った岩手県宮古市のウニやアワビ漁の漁業者らに直接届けることになりました。
塗装を終えて、「がんばろう日本」と書かれた小型漁船はトラックで那覇新港に運ばれ、港では、漁業者らが集まって出発式が行われました。
出発式ではまず、支援プロジェクトの代表の上原勝さんが「被災した漁業者に何かできないかという思いから実現しました。沖縄のウミンチュの思いが、きっと岩手の漁業者の復興の力になると思います」と挨拶しました。
そして漁船を積んだトラックがフェリーに乗り込むのを拍手で送り出しました。
漁船を載せたフェリーは東京に向けて、夕方那覇新港を出港し、東京から陸路で宮古市まで運ばれ、今月25日に漁業者らに直接届けられるということです。
漁船を送り届けるもずく養殖業者の新屋宗雅さんは、「海の仕事に長く携わっていた人たちは海でしか生きられないと思うので、少しでも漁業者たちが元気になってくればうれしいです」と話していました。
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