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9月10日現在 奈良県内の豪雨後の状況

9月10日現在 奈良県内の豪雨後の状況

****奈良放送局***

9月10日11時44分
台風12号による豪雨で、学校の敷地に土砂が流れ込むなどして授業が行えなくなっている五條市の小学校と中学校が、およそ20キロ離れたほかの学校の校舎を借りて授業を再開することになりました。
五條市大塔町の宇井地区は台風12号で土砂崩れが起き、2人が死亡、9人が行方不明になるなど大きな被害が出ています。
この地区にある市立大塔小学校と中学校は、グラウンドとプールに土砂が流れ込んで使えなくなったほか、スクールバスが通る国道が寸断されるなどして休校になっています。
五條市では復旧の見通しが立たないため、市内の西吉野町にある、学校の合併で使われなくなった校舎を借りて、今月12日から授業を再開することを決め、災害対策本部の会議で報告しました。
この校舎は、もとの学校からおよそ20キロ離れているということです。
また、学校に通う小学生11人と中学生5人の中には避難所で生活している子供もいるということで、五條市は避難所を経由して学校まで送り迎えするスクールバスを運行することにしています。

9月10日10時10分
台風による豪雨で大きな被害を受けた天川村では、地滑りのおそれがあるとして避難指示が出されている地区で新たな土砂崩れの危険性が高まっているとして、村は付近の住民に避難を呼びかけるとともに、監視態勢を強化して警戒を続けています。
天川村では、教職員用の住宅が増水した川に流されて39歳の女性講師が行方不明になっているほか、土砂崩れで道路が寸断されたり、60棟を超える住宅が水につかるなどの被害が出ました。
このうち、天川村の広瀬地区では地滑りのおそれがあるとして避難指示が出されていますが、山の斜面に設置されたコンクリート製の壁に数ミリ程度のひびが複数入っていることが新たに確認されました。
この斜面の地盤が5ミリ程度動いていたということで、村は新たな土砂崩れの危険性が高まっているとして、道路に土のうを積む応急処置を取るとともに、地盤の動きを感知する観測器を設置して、監視態勢を強化しています。
また、坪内地区では、土砂崩れで「せき止め湖」ができていて、村は下流の川に水位計を設置して、水位の観測を始めることにしています。
吉野土木事務所の岡田力俊・主幹は「経験したことがない災害で、警戒か所が多く、職員の手も足りない状況だが、一刻も早く全体の被害状況を把握して改善していきたい」と話しています。

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