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台風15号の影響で、西日本や東海などでは局地的に非常に激しい雨が

台風15号の影響で、西日本や東海などでは局地的に非常に激しい雨

広い範囲で土砂災害に警戒

台風15号の影響で、西日本や東海などでは局地的に非常に激しい雨が降り、豪雨の被害が出ている紀伊半島をはじめ、各地で土砂災害などのおそれがあり、気象庁は警戒を呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、台風15号は午前3時には那覇市の東南東210キロの海上を1時間に15キロの速さで南南西へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の北東側520キロ以内と南西側410キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。台風の周辺を回る湿った空気が流れ込み、西日本と東海では局地的に激しい雨が降っています。午前4時までの1時間には、岐阜県の本巣市根尾で32.5ミリの激しい雨を観測しました。これまでの雨で徳島県と兵庫県、それに奈良県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。台風は18日にかけて沖縄本島の近海にほぼ停滞し、沖縄・奄美では非常に強い風や大しけが長時間にわたって続く見込みです。17日は西日本と東海の各地で、南東や南に向いた斜面を中心に局地的に1時間に50ミリから70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、沖縄・奄美でも雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。また、前線が東北付近に南下するため、東北の日本海側では17日昼すぎから18日にかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあります。18日の朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで、▽四国で250ミリ、▽九州南部で200ミリ、▽東北で180ミリ、▽近畿と東海、それに九州北部で150ミリ、▽沖縄県で120ミリなどと予想されています。気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するとともに、強風や高波、竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています

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