« 前へ | トップページ | 次へ »

名古屋放送局からのお知らせ

名古屋放送局からのお知らせ

**名古屋放送局***

9月20日21時36分
台風や前線にともなう大雨で名古屋市を流れる庄内川は、きょう午後守山区で氾濫し名古屋市は周辺の地域に避難指示や避難勧告を出しています。東海地方では、あすにかけて、さらに雨が強まるおそれがあり、気象台は土砂災害や低い土地での浸水、河川の氾濫などに最大級の警戒を呼びかけています。気象台によりますと台風15号周辺の湿った空気や本州付近に停滞する前線の影響で東海地方では広い範囲で雨が降っています。
午後9時までの1時間に
▼岐阜県大垣市上石津で26ミリ、
▼岐阜県関市板取で22ミリの強い雨が降ったほか、
▼岐阜県郡上市の長滝と岐阜県本巣市根尾で18点5ミリのやや強い雨が降りました。
きのう午後の降り始めからきょう午後9時までの雨の量は、
▼岐阜県多治見市で432点5ミリ、
▼名古屋市で229点5ミリなどと各地で大雨となっています。
この雨で名古屋市を流れる庄内川は、きょう午後1時前、守山区の下志段味地区で川の水が堤防を超えて氾濫しました。
このほか愛知県と岐阜県では土砂災害の危険性が高まっているところがあります。
名古屋市は、避難指示が3万世帯あまりに出されているほか、避難勧告が35万世帯あまりにそれぞれ出されています。
また、岐阜県土岐市と御嵩町、白川町、それに坂祝町の一部の世帯に避難指示を出しているほか、愛知県や岐阜県の各地で避難勧告が出されています。
気象台によりますと台風15号はあす昼前から夕方にかけて東海地方に最も接近し、上陸するおそれがあります。
東海地方は台風の接近にともなってさらに雨が強まり、あすにかけては多いところで1時間に90ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
あす夕方までに予想される雨の量はいずれも多いところで
▼三重県で500ミリ、
▼愛知県で300ミリ、
▼岐阜県で250ミリと予想されています。愛知県では降り始めからの雨量が平成12年の東海豪雨並みの500ミリに達するおそれがあります。最大風速はあすにかけて三重県の海上で35メートル、陸上で20メートル、愛知県の海上で30メートル、陸上で20メートルと予想されています。海上の波の高さは愛知県と三重県の外海で最大で9メートルと猛烈なしけが予想されています。
三重県南部などでは台風12号の記録的な豪雨で地盤が緩んでいるところがあります。気象台は土砂災害や低い土地での浸水、河川の増水やはん濫、それに暴風や高波に最大級の警戒を呼びかけています。

ご感想やメッセージを、コメントやトラックバックでお気軽にお寄せください。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする