福島県の阿武隈川は須賀川市江持と郡山市阿久津の２つの観測所で洪水の起こる恐れのある「氾濫危険水位」を超えたとのことです。

******福島放送局*******

雨量・水位情報
9月21日21時9分
国土交通省福島河川国道事務所によりますと阿武隈川は須賀川市江持と郡山市阿久津の２つの観測所で洪水の起こる恐れのある「氾濫危険水位」を超えました。

9月21日20時40分
台風の接近にともなって県内各地の河川の水位が上がっていて消防団などが警戒にあたっています。
このうち阿武隈川の上流では須賀川市江持と郡山市阿久津の２つの観測所で自治体が避難勧告を出したり住民が避難を始めたりする目安となる、「避難判断水位」を超えました。
河川を管理する国土交通省・福島河川国道事務所は近く、はん濫が起こるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。また福島県によりますと福島市永井川地区を流れる濁川では台風の接近にともなって水位が徐々に上がり、午後６時現在で堤防までおよそ２５センチほどのところまで迫っているということです。このため、県が川沿いに土のうを積む作業を始めたほか地元の水防団や消防団が出て警戒にあたっています。