台風の被害 6人死亡7人不明
****NHK****
台風の被害 6人死亡7人不明
今回の台風で、これまでに全国で6人が死亡、7人の行方が分からなくなっているほか、合わせて152人がけがをしています。
このうち、神奈川県相模原市では、21日夕方、路線バスの45歳の運転手の男性が台風による強風の影響で電柱から垂れ下がっていた電線を手でつかんでよけようとして感電し、死亡しました。このほか、名古屋市中村区の庄内川では、21日朝、58歳の男性が死亡しているのが見つかり、警察は、台風で増水した川に流されたとみています。また、同じ名古屋市中村区では20日、ビルの屋上で、大雨で詰まった排水溝を直す作業をしていた66歳の男性が10メートル下の路上に転落し、死亡しました。愛媛県西予市でも、20日、家族に「川の様子を見に行く」と言って出かけた79歳の男性が21日朝になって川で遺体で見つかりました。佐賀県唐津市の漁港では、71歳の男性が海に浮いているのが見つかり、20日に死亡しました。警察は、漁船の係留作業をしていて海に落ちたとみて調べています。岐阜県では、21日午後、御嵩町の国道の土砂崩れ現場で、車の中から土岐市の62歳の男性が遺体で見つかりました。静岡県富士市で21日午後、市内を流れる潤井川の土手をバイクで走っていた男性がバイクごと川に転落し、行方が分からなくなっているほか、岐阜県の多治見市で20日、小学4年生の男の子が用水路に流されて行方が分からなくなるなど、全国で6人が死亡、7人が行方不明になっています。けが人も相次いでいます。このうち静岡市駿河区では、強風にあおられて道路に倒れた30代の女性が頭に大けがをするなど、静岡県内で53人がけがをしたのをはじめ、神戸市須磨区で歩道を歩いていた74歳の男性が風にあおられて転倒し、足の骨を折る大けがをするなど、静岡、兵庫、神奈川、埼玉、東京、大阪など、19の都府県で合わせて152人がけがをしました。
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