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台風による大雨で東北地方の川を中心に氾濫の危険が高まる

午後10時現在、計画上、安全に川の水を流せる水位を超えている川は、いずれも福島県で阿武隈川が郡山市、須賀川市、中島村、玉川村で、社川が白河市と棚倉町とのことです。

*****NHK*****

東北地方 氾濫の危険が高まる

9月21日 23時2分 

台風による大雨で東北地方の川を中心に氾濫の危険が高まっています。特に福島県では、川があふれる危険性の高い「氾濫危険水位」を超えて計画上、安全に川の水を流せる水位も超えている川が複数出ています。

国土交通省によりますと、午後10時現在、計画上、安全に川の水を流せる水位を超えている川は、いずれも福島県で阿武隈川が郡山市、須賀川市、中島村、玉川村で、社川が白河市と棚倉町です。このほか相馬市の小泉川、矢祭町の久慈川、それに浪江町の高瀬川です。これらの川では、洪水の危険性が非常に高くなっているため、国土交通省などが厳重な警戒を呼びかけています。また午後10時現在、川があふれる危険性の高い「氾濫危険水位」に達しているのは、茨城県では久慈川が、常陸大宮市と大子町で、日立市の茂宮川それに常陸太田市の浅川です。栃木県では上三川町の田川、那珂川町の那珂川、宮城県では富谷町の竹林川、福島県では須賀川市の釈迦堂川でも「氾濫危険水位」を超えています。山形県でも山形市の村山高瀬川、川西町の、誕生川と黒川、青森県では南部町の馬淵川で、いずれも「氾濫危険水位」を超えていて国土交通省などは、厳重に警戒するよう呼びかけています。このほか、自治体が避難を呼びかける目安の「避難判断水位」を超えている川も東北地方を中心に増えています。福島県では郡山市の逢瀬川、いわき市の夏井川など8つの川で「避難判断水位」を超えています。このほか山形県、宮城県、群馬県、茨城県、栃木県、長野県などにも「避難判断水位」を超えた川があり、国土交通省は、警戒を呼びかけています。一方、川の水があふれた三重県紀宝町の相野谷川と和歌山県新宮市の熊野川は、水位は徐々に下がっていますが依然として高い状態が続いています。

 

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