牡鹿半島孤立状態 漁業被害も
****NHK****
牡鹿半島孤立状態 漁業被害も
宮城県石巻市の牡鹿半島では、台風から一夜明けた22日も土砂崩れなどで集落が孤立した状態が続き、東日本大震災の津波のあと養殖業を再開するために集められた漁具が流されるなどの被害も出ています。
石巻市の牡鹿半島では、台風による大雨で土砂崩れや鉄砲水が起き、一夜明けた22日も道路が寸断され、集落が孤立しています。半島の付け根にある桃浦地区では、山から流れ出た水と土砂が川のようになって道路を横断していて、停電の復旧作業に向かう東北電力の関係者や運送業者が足止めされていました。九州から漁具を運んできたという運送業の男性は「この先も土砂崩れで通れないと聞いているので、困っています」と話していました。津波で大きな被害を受けたこの地区の漁業者たちは、養殖業を再開するため、離れた地区にある仮設住宅などから通いながら漁具を集めてきました。しかし、21日夜の大雨で漁具が流されるなどの被害が出たということです。養殖業の大山勝幸さんは「津波から立ち直ろうと頑張っているときにこんな被害が出て、ダブルパンチです。どうしようもないので、今は、片づけを進めるしかないですね」と話していました。
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