沖縄本島でも昨日も湿った空気が流れ込みで大気の状態が非常に不安定になっていて一時的に激しい雨が降りましたが,奄美大島でも今朝,強い雨が降っているとの連絡がありました。

沖縄本島は不安定な天候が続いていますが,水害の心配はありません。

奄美大島での雨による影響が心配です。今後、土砂災害に警戒するよう呼びかけられています。

****NHK****

奄美大島で猛烈な雨 厳重警戒を

11月2日 9時55分 

鹿児島県の奄美大島では、午前９時すぎまでの１時間に瀬戸内町で１４０ミリを越える猛烈な雨が降るなど、２日朝から大雨になっていて、鹿児島地方気象台では記録的短時間大雨情報を出して川の増水や浸水、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。

鹿児島県の奄美地方では、南から湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定になっていて、奄美大島の瀬戸内町古仁屋で午前９時１０分までの１時間に１４３ミリの猛烈な雨を観測するなど、２日朝から大雨となっています。鹿児島地方気象台の名瀬測候所は、記録的短時間大雨情報とともに、奄美大島のすべての地域に大雨洪水警報を出して警戒を呼びかけています。また、奄美市と龍郷町、それに瀬戸内町では、土砂災害の危険性が高まっているとして、土砂災害警戒情報を出しました。奄美地方では、２日昼すぎにかけて局地的に雷を伴い１時間に８０ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあるということで、測候所は川の増水や低い土地の浸水、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。

奄美市によりますと、大雨の影響で、午前９時現在、奄美市名瀬西仲勝で住宅１棟が床上まで水につかり、１棟が床下浸水しているということです。奄美市内では市が把握しているだけでこれまでに合わせて１２人が公民館などに自主的に避難しているということです。