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中井貴之さん左足義足で京都マラソン自己新で完走!おめでとうございます!

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兄(島袋勉)が両足義足となり初めてロフストランドクラッチ(医療用補助杖)をついてフルマラソンへ挑戦したのが2004年ホノルルマラソンでした。

tsutomi h 2005.jpgその翌年2005年のホノルルマラソンで中井貴之さんが声をかけて近づいたことをよく覚えています。中井さんが左足が義足となり初めてホノルルマラソンに挑戦!!!と,話され兄に質問されたことも。

その後京都より来沖され,ラシーマにもいらしてくださって兄と"あきらめないゆえの喜び"を話し合っていました。

高低差の大きい京都マラソンのコースを完走された中井さん! 自己新記録で素晴らしいです。

中井貴之さん自分への挑戦。そして自己新記録おめでとうございます。

兄とゴール後会えなかったのは残念です!が,次回会えますこと楽しみにしています。中井さんのこれからの挑戦!応援しています。おめでとうございます。

写真:ホノルルマラソン2005

******毎日新聞******

京都マラソン:被災地に思いはせ 「新しい歴史へ」1万4000人快走 /京都

 爽やかに晴れた早春の古都を1万4093人が駆け抜けた11日の第1回京都マラソン。東日本大震災発生から1年の日とあって、ランナーや沿道の人たち、運営スタッフらがさまざまな形で被災地に思いをはせた。大会運営や周辺道路での大きな混乱はなく、完走率は95・4%だった。男子は長野県茅野(ちの)市の牛山純一さん(28)が2時間26分21秒、女子は兵庫県伊丹市の小林玲子さん(39)が2時間48分47秒で優勝した。大会本部によると、沿道での観衆は48万2000人。【田辺佑介、林哲平、堀智行】
 コースは西京極総合運動公園(右京区)から平安神宮(左京区)まで。スタート時の気温は6・5度で、冷たい風が吹くものの比較的恵まれたコンディションとなった。
 京都陸上競技協会の田中セツ子会長が「新しい歴史が始まる。頑張ってください」とあいさつ。ランナーやスタンドの観客らが震災犠牲者の冥福を祈って黙とうした後、午前8時半、号砲が鳴った。
 仁和寺(右京区)前では僧侶たちが「東北共に在(あ)り」と墨書した横断幕を掲げた。
 金閣寺(北区)前の西大路通では多くの外国人観光客らが沿道から声援を送った。オーストラリアからのケビン・マクスウェルさん(42)は「古い町並みをぬって走れるのはうらやましいね」と笑顔を見せた。
 府立植物園(左京区)前には大学生のチアリーダーやフラガールが登場。学生服姿でエールを送った京都府立大応援団の西部麻衣子さん(22)は「みんなこの日のために一生懸命練習してきたという思いが伝わってきて、逆に勇気づけられた」と感激した様子。ボランティアで沿道警備に当たった京都市南区、無職、樋口善信さん(72)は「東北からの参加者が『絆』と書かれたワッペンを張って走るのを見て応援にも熱が入った」と話した。
 ゴールの平安神宮前にランナーが姿を見せると、沿道から大きな歓声がわいた。優勝した牛山さんは「気持ちよく走れた。第1回大会で優勝できるなんてうれしい」と話した。
 被災地からも多くのランナーが参加。福島県三春町出身で仙台市青葉区在住の東北大大学院2年、新田和樹さん(24)は「今も多くの人が仮設住宅で暮らしている。復興には時間がかかるが、自分は今回のマラソンを機に新たな気持ちで頑張りたい」と話した。宮城県気仙沼市職員の小野寺憲一さん(44)は「レース中はつらかったが、震災でもっとつらい思いをしている人もいる。生きて走れることに感謝したい」と話した。
 府警によると、目立った渋滞は発生しなかった。交通規制は午後3時35分までに全て解除された。大会本部によると、救急搬送は12件。40代の男性ランナーが一時心肺停止になったが、救命措置で回復。命に別状はないという。緊急車両通過などのため、ランナーを一時停止させたのは4件。また、大会運営の総スタッフ数は約1万5000人だった。
 ◇「自分に挑む」義足で完走 毎日新聞販売店主、自己最高5時間半
 約10年前にバイクレース中の事故で左足を切断した京都市山科区の毎日新聞販売所長、中井貴之さん(43)が11日、京都マラソンに義足で挑み、自己最高の5時間半で完走した。
 中井さんは05年のホノルルマラソンを皮切りに過去3回、フルマラソンを完走している。これまで最高タイムは6時間台で、今回は5時間以内を目標にした。仕事の合間にジムでの筋力トレーニングや、1回10キロの走り込みを重ねた。
 この日はバイク仲間8人と参加。高低差のあるコースに少しずつ体力を奪われ、20キロを超えた付近で足がつった。それでも沿道からの「頑張れ、ファイト」などの声援を励みに42・195キロを走り抜いた。中井さんは「練習不足で目標をクリアできなかった。でも、できないことに挑戦することが大事。これからも自分に挑み続けたい」と力強く話した。【堀智行】
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