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竜巻による影響に関して

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遠く離れているだけに家族は心配だと思います。離れていてもできることをして支えられるように願っています。

竜巻による影響に関して

********NHK*********

竜巻・突風 建物被害は約900棟に
5月7日 12時19分

7日、竜巻や突風で大きな被害が出た茨城県つくば市や栃木県真岡市などでは、これまでにおよそ900棟の建物に被害が出ていることが分かりました。
また、真岡市の突風は、住民の証言などから竜巻の可能性があるとみて気象台が調べています。

茨城県

茨城県の防災・危機管理課によりますと、7日午前11時現在、茨城県内では、つくば市で中学3年生の男子生徒1人が死亡したほか、34人がけがをしました。
常陸大宮市でも突風で1人がけがをしたほか、ひたちなか市ではひょうによって1人がけがをしました。
建物の被害は、茨城県全体ではおよそ440棟に増えました。
つくば市では、北条地区でおよそ250棟の建物が被害を受けるなど全体でおよそ300棟が被害を受けました。
このほか、筑西市で90棟、常陸大宮市で43棟、常総市で5棟などとなっています。
つくば市ではおよそ800世帯が断水し、2500世帯が停電しています。
下妻市でも一部の世帯が停電しています。
つくば市では2人が避難所に避難しているということです。
北条地区では、朝から住民たちが付近に散らばった木材や屋根瓦などのがれきを1か所に集めたり建物の中からがれきを運び出したりする作業に追われています。
被害にあった実家の片付けを手伝いに来た71歳の男性は「今までに経験したことのない災害なので戸惑っています。家の中もめちゃくちゃでしたがなんとか早く立ち直りたい」と話していました。
北条地区にある筑波東中学校では、通学路が安全かどうか教諭らが歩いて点検しました。
7日、学校は休校となり、およそ20人の教諭が通学路で木や電柱が倒れかけている場所やがれきの山が残っている場所などを確認して地図に記入し、8日以降、生徒たちが安全に通学できるかどうか点検しました。
北条地区では7日朝、中心部の広場で、地元の青年会議所のンバーが手作りのサンドイッチ250食と飲料水などを被災した住民に配りました。
また、同じ広場では、社会福祉協議会の担当者が、被災した住民が必要な物を用意しようと聞き取りを行っていました。

栃木県

栃木県の消防防災課によりますと、午前10時現在、住宅などの建物の被害は少なくとも451棟で確認されています。
真岡市で132棟、益子町で207棟、茂木町で112棟で、このうち益子町では、住宅の全半壊が26棟に上っているということです。
けがをした人は、益子町で8人、茂木町で2人、真岡市で1人の合わせて11人となっています。
このうち、真岡市立西田井小学校では、校舎の窓ガラスが100枚以上割れたり、校庭にあったサッカーゴールが倒れたりしました。
7日、学校を休校にして小学校の教諭など50人余りが割れた窓ガラスや散乱した教材などを片付けていました。
また、益子町の大沢地区にある住宅では、南側と東側の窓や扉のガラスが割れ、高さ5メートルほどある2階まで突風で巻き上げられたとみられる泥が付いています。
家の中には割れたガラスの破片や泥が散乱し、住民が片付けに追われていました。
住民の男性は「当時はすさまじい風の音が聞こえ、どこに逃げていいか分からず怖かったです。少しずつ片付けていこうと思います」と話していました。

真岡市の突風は竜巻か

栃木県真岡市では、宇都宮地方気象台が現地に職員を派遣して調査を始めました。
気象台は住民の証言などから竜巻の可能性があるとみて調べています。
宇都宮地方気象台の島田修次長は「住民がうずを巻いているのを見たと話していることなどから、竜巻の可能性があると考えている」と述べました。
一方、気象庁は、気象研究所や水戸地方気象台の職員など12人の調査チームを作り、7日午前から4つの班に分かれてつくば市の北条地区など被害が大きかった場所の現地調査を始めました。

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