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利根川水系の原因物質が判明

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問い合わせがありました利根川水系の原因物質に関する記事です。

******NHK*****

利根川水系の原因物質が判明

利根川水系の水道水から、国の基準を超える化学物質のホルムアルデヒドが検出された問題で、原因となった主な物質は、川に排出された「ヘキサメチレンテトラミン」という化学物質だったことが分かりました。
この物質を扱っている事業所は埼玉県と群馬県に5か所あり、厚生労働省と環境省はそれぞれの県に対し、25日にも立ち入り調査するよう求めました。

この問題は、利根川水系の千葉、埼玉、東京、群馬の各自治体が管理する浄水場の水道水から、国の基準を超えるホルムアルデヒドが検出され、一時、断水などの影響が広がったものです。
ホルムアルデヒドは河川の原水からは検出されていないことから、厚生労働省は、原因となる別の化学物質が浄水場で塩素と反応して発生したとみて、原因物質の特定を進めていました。
その結果、流域の浄水場で採取された水から、「ヘキサメチレンテトラミン」と呼ばれる化学物質が検出され、この水に塩素を加えるとホルムアルデヒドが生成されたということです。
このため、厚生労働省は原因となった主な物質はヘキサメチレンテトラミンとみています。
また、これまでに検出された濃度から、利根川水域に流出したヘキサメチレンテトラミンの量は全体で0.6トンから4トン程度と推定されるということです。
この物質を年間1トン以上扱っている事業所は、埼玉県に2か所、群馬県に3か所の合わせて5か所あり、厚生労働省と環境省はそれぞれの県に対し、25日にも立ち入り調査するよう求めました。

ヘキサメチレンテトラミンとは

ヘキサメチレンテトラミンは、樹脂や合成ゴムなどを製造する際の硬化剤や発泡剤、医薬品、火薬などに使われる有機物質です。
平成21年度の国内の生産量と輸入量は合わせておよそ5500トン。
常温では無色の結晶か白い粉末状をしています。
塩素やオゾンと反応すると、ホルムアルデヒドやアンモニアなど、有毒なガスが発生するということです。
繰り返し吸入すると、ぜんそくを引き起こすおそれのあることが報告されています。

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