できるように,あきらめないでやってみることが大切じゃないかしら・・・
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金曜日の夜明け前のこと・・・台風の潮風による塩害で庭の木の葉が落ちるので,私は弱った枝を切り落して一か所に運んでいました。
母は目は覚めているのですが,身体の痛みでベットで横になっていると思っていたのですが,・・・離れた位置から玄関先を見ると,庭でしゃがむ母の姿・・・。
早朝は体中の痛みで一人で歩くのは厳しい状態の母・・・(汗)
急いで母のしゃがむ場所へ向かうと,しゃがんだまま立てなくなり座り込んだまま・・・落ち葉を集めているのですが苦しくなっている様子・・・。
「どうしたの?」と私が母に尋ねると
「お母さんも,できることをしたくてね...」と,苦しいながらもゆっくり答える母。
「身体の痛みで苦しい時に,落ち葉を拾えると思ったの?」と私。
「やってみないと,わからないでしょ。」と,母。苦しくなって座り込んでいるのです・・・
「やってみて,痛い時は苦しくて動けなくなるから,危ないってわかった?」と尋ねると・・・
「危ないからってやらなと,何もできなくなるでしょ・・・できるように,あきらめないでやってみることが大切じゃないかしら・・・」と座り込んだまま...真剣な眼差しで語る母でした。
確かに危ないとはいえ・・・母の意欲があるので,身体中が痛いなかでも一人で庭まで歩いて出ることができている・・・それも確かなのです・・・。
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