ツール・ド・おきなわ　やんばるセンチュリーランド179㎞　

北海道,埼玉,京都,大阪,兵庫,奈良,岐阜,熊本より集合してそれぞれが自分と向き合いつつ,チームとしてのチャレンジ。兄（島袋勉）は毎年,種類は異なるのですが，チームとして179㎞前進する過程で，自分にとっての課題が明確になるようです。

義足の中でさまざまな事が生じ，どんなに難しいと思える状況でも，制限時間を目標に最善を尽くす訓練をしたいと兄は考えているようで，ひとつひとつの挑戦に真剣なのです。

両足を失う前までは，「何でもやればできる」と考えていたようですが，両足を失ってからは頭で「やれる」と思い込んでいたことを，本当に出来るようにしておかなくては・・・と，危機感があるようなのです。ちょっとしたことと思っていたことに，とても時間がかかったり，些細に思えていたことで義足の中の足の痛みが出て，義足の中の骨に激痛が出て履けなくなったり・・・。

頭で考えることと，実際にやってみることのギャプを何度も経験しながら学習しているようです。課題が明確になり考え続けることにより，対策を発見し日常生活でとても役立っているようなのです。

チャレンジャー仲間の理解や支えに深く感謝しつつ・・