生きた身体になってきた...と，驚くような動きになってきたのです。
ご連絡どうもありがとうございます。そうなのです...4月4日（金）に母が病院へ運ばれると連絡を受けた後，いろいろな変化が生じております。
しかし，そのなかで大切な時間を母と向き合い過ごせております。。
病院へ運ばれたのは転倒し尾てい骨と頭を打っているとのことでした。
検査の結果で頭を打ったことによる脳内出血などの問題はなく感謝したのですが，尾てい骨骨折による痛みで動けなくなることにどのように対処するか？まず，自分の足で立ちたいとの意識を本人が抱くように助け続けてきました。
本人の「生き続けたい」との願いと，どうにか...自己意識で「起き上がりたい」「立ち上がりたい」その意欲と，身体の動きが連動し始めてきました。
調子によってまだ異なりますが，5月4日（日）から本人の意識で身体が少しずつ動き始めています。転倒後もこれまでの毎日の日課を変えずに母も共に出かけています。が，玄関から車に乗るまで支えながら歩くのがやっと。何度も途中で深呼吸さ
せ，呼吸を整えて車まで行くのです。
4日の日曜日に玄関から「お母さん，庭の椅子まで行く目標をもって挑戦したいと思いませんか？」と私が質問しますと，すぐ近くのテーブルと椅子なのですが,はるか遠くを見つめるかのような目で椅子を見つめ，決心した真剣な表情で「行きたいです！」と返事する母でした。それから支えながらゆっくり前進。椅子に腰かけるとエベレスト登頂後のような達成感と充実感に満ちた表情（写真）でした。
それまでは私が質問や言葉で刺激を与え，
母の脳に刺激を与え気持ちは伝わり「歩きたい」と答えるのですが，身体には力が入らないままでした。足の指先に力を入れることはできていなかったのです。
それでも「歩きたい」と応えてくれるので，抱きかかえどうにか前へ。
尾てい骨を骨折した痛みもあるのですが，その前から脳からの指令がいかず，すでに骨全全体の痛みは深刻化していたのです。
そんなこともあり，脳からの指令が行かない状態で生じている骨全体の痛みに加え，尾てい骨骨折の激痛が加わり寝たきりになる可能性が高いですので，まず会話で脳に刺激を与え続けたのです。どんなに時間がかかっても自分で動きたいと思うと，動けるようになること，生き続けることができることを元気よく楽しく質問しながら話し合ったのです。
明るく原因と結果を伝え「お母さんは，どうしたい？」と質問すると繋がったていき「生き続けたい」と目に輝きが出るのです。
転倒後も，できるだけこれまで培ってきた生活習慣を変えないように主人と相談し
努力してみたのです。朝，出かけるまでにかなり時間がかかるのです。ベットから抱きかかえ起き上がるまでに15分ほど脳に刺激を与える質問をするのです。母の場合は英語で質問したり，元気よくインタビュー形式で質問すると凛としてくるのです。
しかし，言葉で「歩きたい」と言うのですが，身体には力が入りませんので抱きかかえても，自分の足では立てないのです。足に力が入るまで支え続けるのに時間がかかるのです。ベットでオムツを変えるのではなくトイレまで歩いて変えることはこれまでも努力してきた週間ですので，今回もトイレまで時間がかかっても歩いて行くようにしています。
行くまではかなり時間がかかりますが，少し動くとその後の動きはよくなるので，トイレへ行くまでどんなに時間がかかっても歩いて行き，ベットでオムツを変えることはしていません。
一度，そうしますと時間がかからなくて私も楽なので，そうしてしまう習慣になる可
能性が高いですので，よっぽど母の状態が悪化し命が関係する時以外は，これまでの習慣を続けたいと思っています。
尾てい骨の骨折の激痛で，便が出ない状態が続いたり，痛みで動ける時間が限られてきたので口数が少なくなり，話すのが苦しいので，目で合図をしたり微笑むだけになったのです。
特に4月の三週目には血圧も下がり，生死にかかわる心配な症状がいくつか出て眠れぬ夜が続いていたのです。
そんな時に母のことを深く気遣う友人が状況を知り「光線を当てるのは？」と光線治療器を貸して下さったのです。栗田の実家でも光線治療器を愛用していたので，私も効果は知っていたのですが，今回の母の状況には関連させて考えていなかったのです。貸していただいた光線を当て，二日目から効果が出て浮腫みが少し緩和してきたのです。
友人もいつも使用しているのを貸してくださったので，母もこれから毎日光線治療が
受けられるように注文し，私の主人は幼い頃から光線治療器を使ってきたので母の痛い部分に光線を毎朝，毎晩光線を当てくれています。
連休はラシーマも休みでしたので，母の脳に刺激を与えるいろいろなことに取り組むことができました。驚くような言葉や決意だけでなく，認識したことを自己意識で動き出す面でも連動できるようになるつつあるように観察しております。希望をもってこれからも挑戦を続けます。
今朝の母です(←写真・私が母を見ていても生きた身体になってきた...と，驚きを感じるような動きになってきたのです）
自己意識で人が動けることは本当にありがたいことだと新たな仕方で感じ感動し学ばせていただいている私です。
愛情深いご親切とメッセージをどうもありがとうございます。
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