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「はいっ!どんなに痛くても歩きたいです。そう決意しています。」

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satomi kurita shimabara 20140425052.jpg母との会話・・・
刺激を母の脳に与えるため,インタビュー形式で元気よく私が質問を投げかけるようにしています。
母へ届いたメッセージを伝えた後に...
「お母さん♪どう感じていますか?」と私が質問しますと...
「その愛にどうしても応えたいと感じています。」と,真剣な目で応える母。
「どのように応えたいですか?」と母の目をじっと見て質問。
「生き続けることによってです」と,ゆっくり応える母。
「生き続けるために,お母さんが今できることは何だと思いますか?」と,質問。
「歩くことだと思います」としっかりした目で応える母。
「痛くても,歩きたいですか?」と,母の目をじっと見ながら質問。
「はいっ!どんなに痛くても歩きたいです。そう決意しています。」と目を輝かせるのです。
「その決意をきけて私も覚悟ができました。どんなにゆっくりでも,お母さんがあきらめず
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歩けるように支えます。よろしくお願いいたします。」と私の覚悟を伝えると...
「ありがとうござます。私は自分の分を果たします。よろしくお願いいたします。」と,決意に満ちた表情の母。スイッチが入っていくのが表情に表れてくるのです。
「では,身体を持ち上げて支えるので,痛くても自分の足で立ってください。協力できますか?」と,私が質問。
「はい。協力させてください。協力できることがあって嬉しいです!」と,応える母。
脳にスイッチが入るまでに時間がかかるのですが,質問を投げかけ刺激を与えることにより繋がっていくと身体に力が入るのです。
気圧が乱れた不安定な天気で...尾てい骨の骨折の激痛がなくても母にとっては挑戦となる日...それでも今,歩かないと本当に歩けなくなる...。そう考え,どうにか立たせ,重心移動の度にギュッと目を閉じ,痛みを堪えながら決意通りゆっくり歩く母の姿に感涙。


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