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台風21号による被害が大きくならないように願っています

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台風21号による被害が大きくならないように願っています。
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台風21号 与那国島で最大瞬間風速81.1m
9月28日 17時12分

台風21号 与那国島で最大瞬間風速81.1m
猛烈な台風21号の接近に伴って沖縄県の与那国島では、午後3時半すぎに統計を取り始めてから最も強い81.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。沖縄県の八重山地方では28日夜にかけて猛烈な風が続くおそれがあり、気象台は、暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、猛烈な台風21号は午後5時には、与那国島の西南西70キロの海上を1時間に25キロの速さで北西へ進んでいるとみられます。中心の気圧は、925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートルで、中心から半径150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風はこの時間、与那国島地方に最も近づいていて、午後3時半すぎには与那国島で昭和32年に統計を取り始めてから最も強い81.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。沖縄県で80メートルを超える最大瞬間風速が観測されたのは、49年前の昭和41年9月に宮古島で85.3メートルの最大瞬間風速を記録して以来です。
八重山地方では、このあとも猛烈な風が続くおそれがあり、28日夜にかけて最大瞬間風速は80メートルと予想されています。
先島諸島の沿岸では、28日夜にかけて波の高さが10メートルから13メートルの猛烈なしけが続く見込みで、29日も6メートルから9メートルの大しけとなる見込みです。
また、八重山地方では雨も強まっていて、与那国島では午後4時半までの1時間に46ミリの激しい雨を観測しました。このあとしばらくは局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあり、29日夕方までに降る雨の量は多いところで150ミリと予想されています。
今回の台風21号について沖縄気象台は、石垣島で71メートルの最大瞬間風速を観測し、複数の車が飛ばされるなどの大きな被害が出た先月の台風15号に匹敵する強さだとして、暴風や高波に厳重に警戒するとともに、土砂災害や低い土地の浸水にも警戒するよう呼びかけています。
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