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着実に回復に向かっています。

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兄(島袋勉)の経過を気遣ってただきありがとうございます。確実に回復に向かっています。現状としては,兄はこれまで身体を二週間も動かさない経験をしたことはありませんでしたので,二週間頭を少しも上げれず仰向けで寝たままの状態を,初めて経験したのです。

実際,筋肉が硬くなり動かす時の痛みや,自分の体力が低下している新たな状態に直面しているのも事実です。それはそれはかなりの痛みに耐え,脊髄の破損部が上手くつくようにすることを優先させベットで仰向けで辛抱し続けたのですから...しかたないことです。

4月10日まで毎日活動的に動き続け代謝の良い状態をキープし体力も継続的に維持してきた人が,いきなり寝たまま,頭も上げれず首も回せず二週間耐えたのですから...その後,使わなかった筋肉や身体への影響は確かに大きなものです。

兄は足にそれほど負担をかけずに体力を維持するため何年もで通勤+トレーニングを兼ねて自転車で走り続けていました。義足を履いて走るマラソンでは,どうしても断端部に傷が出来たり可能や炎症が生じてしまうのです。自転車は義足の角度の調整やペダルの漕ぎ方で,傷がひどくならにように工夫できることや,足へのダメージが少ないので体力面でも代謝面でも兄自身自転車によるトレーニンの必要を感じて続けてきたのです。それが突然,頭も上げずに寝たままで二週間になったのです。それだけでなく右肩プレート固定手術,右腕は手首から肘上までギプスで固定され,動かせるのは左手だけになったのです...。

しかし,これまで毎日体力維持に注意を払ってきた身体ですので,今回のように直接,車両が兄の身体に当たり飛ばされ脊髄が破損しても,どうにか回復に向かっていると私は思っています。
これまでも食生活でも身体に良くない物は取り入れないように注意していましたし,骨や皮膚の再生に効果のある食べ物を意識して食べるようにしてきたことも良かったと思います。

ただ兄自身のなかでは,これほど食生活にも注意して種や実を食べ続けてきたこともあり,どうにか工夫して,少しでも早く脊髄の破損部や右肩や右腕の骨折部が上手くつき,体力を回復させたいと願って努力してきたのです。しかし,実際骨がつくまでにはどうしても時間が必要なことを新たな仕方で感じているようです。

あまりにも体力が低下し,外出して会社へ行った後はぐったり動けなくなる自分の状態に驚いているのです。右腕は二カ月ギプスで固定して筋肉が硬くなっていますので,反射的に右手を使うだけで力を入れていなくても痛みで汗が出たり,目まいがして新たな今の自分の体力と身体状況に戸惑いながらも前に向かい励んでいます。

私たちが兄の病室へ行くと,これまでは順子さんが飲み物を出してくれたのですが,兄は右腕の痛みが出ても使って慣れていく必要がある段階まできたことがわかると,コーヒのドリップバックを右手を使って開け,ポットを右手で開け,右手で持ちお湯を注ぎ,香りのよいコーヒをいれて出してくれました。

入院するまでは何気なくしていたことが,右手を使うだけで痛みや汗を流しながら「使わないと,本当に使えなくなるからね」との認識で励む兄でした。「これだけ使って,後まで痛みが残っていたら...これは大変はことだな...」と新たな自分の状況を受け入れ,そして立ち向かっています。

辛抱して後は,リハビリの痛みを忍耐しながらがんばっています。
今は痛みも焦りもあるようですが,長期的に見て後遺症による痛みが出ないように辛抱したり忍耐しながら,時間はかかっても着実に回復に向かっています。
回復してお会いできることを兄も楽しみにしています。
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