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起き上ることを私からあきらめることはありません

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satomi shimabara 7152.jpgいろいろな時期があったからこそ...今語る母の言葉に、感謝の気持ちの深さを感じています。
人は様々な状況に直面しますが、その時、その時どのように対処するか自らの意思で選択しているのですが、自分で選んでいることに気が付けない時もあるかと思います。周囲の人からの圧力とか、そうするしかないと思えたとか...しかし、自らの意思でそれを選んでいるのは確かで人生は選択の連続・・・。
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最善の選択が、苦しい時や難しい状況でもできるように日常の生活で訓練していきたいと思います。
今朝、母は苦しい表情で身体に力が入るまでにとても時間がかかりました。毎朝、私は母の意思を確認するのです。
「miekoさん、今日は苦しいそうですがmiekoさんの願いのように起き上がりますか?それともお休みになりますか?」と,私が確認。
「起き上がりたいと願っております!」と
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返事をする母。状況を考慮してではなく決意しているのです。いつでも決意にそった選択をしているその姿に...私は励まされるのです。
確かに身体は動かすと痛いのです...それでも決意していること選んでいるのです。
一切痛み止めを使っていないので、母が痛みを堪える表情を見て私が
「miekoさん、痛いのにすごいね!」と、母へ語りかけると
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「一瞬たりとも自分の力では生きれなくて、動けないことが本当の意味で分かったのは今日まで生かしていただいたからこそなの...これまではわかったつもりだったのね...ずっと力を与えられ続けて今日まで生かされているとわかると、痛いのは大したことじゃないの」と,眼に力が入るのです。
私が母へ「どんなに痛くてもmiekoさんが決意しているように生きることを私は支えますね」と伝えました。
すると、「ありがとうございます。私が決意しても力が与えられなくなる時がきたら、その時はお休みする時ですが、起き上ることを私からあきらめることはありません。それは自分に負けることになるからです」と、母。

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