今シーズンで最も強い寒波の到来で、近畿地方では北部を中心に雪が降り続いていて、京阪神の平野部でもこのあと積もるところがありそうです。

　１０日朝の近畿地方は冬型の気圧配置が強まり、北部や山沿いを中心に雪が降っていて、午前１１時時点で兵庫県香美町（兎和野高原）で１４１センチ、滋賀県長浜市（余呉町）で７７センチの積雪が観測されています。

　「きょうは受験で網野から来ています。近大付属豊岡高校」（受験生）

　雪の影響で、東海道新幹線では京都・岐阜羽島間で速度を落として運転していて、最大１５分程度の遅れが出ています。

　雪はこの後も降り続き、夕方にかけてピークを迎えるとみられ、予想降雪量は１１日午前６時までの２４時間に多いところで８０センチ、京阪神の平野部でも積もるところがある見込みです。