先日ラシーマにメッセージを書いて届けてくださった方も昨年入院中に兄のリハビリに取り組む姿に感動して声をかけさせてもらったと、言われていました。兄自身は両足を失っているので、上半身をどうにか回復させたいその一心で、いろいろ工夫してやっていました。

入院中兄の様子に驚かれるのも当然で、回復に向けて今できることは？と、骨の成長に役立つ事を考えてひたすら取り組んでいたのです。美味しい物というより、身体に良い効果があると思うのが食べたくなり好きになる思考というか性格なので、乾燥生姜、松の実、クコの実、ピスタチオ、アーモンド等々を食べ続けていました。起き上がって歩くのが禁止の期間は身体を動かせないのでひたすらガムを噛み続けどこかを動かしていました。

その様子を知った方が「両足がないうえに上半身まで...と折れてしまうのではなく、ここまで打ち込めるのはどうしてですか？」と、質問した時に自然に「楽しく生きるためです」と島袋さんが答えた時に目からうろこ状態。それから自分はどう生きたいのか、考えるチャンスになったので...と、挨拶されていました。

（入院中のその時の写真：種や実を食べていない時はガムを噛んでいました。兄はガムを噛むことも確かに効果があると話しています。）