今回のホノルルマラソンで学んだこと。
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島袋勉は、11月から12月にかけて全国から依頼を受けた「秋の教育講演会」の出席が続きました。今回挑戦となったのは、 沖縄との大きな気温差でした。寒冷地と沖縄との往復が続いたため、咳と鼻詰まり状態で飛行機での移動を繰り返していたため初めて中耳炎を患ってしまいました。結局、ホノルルに向かう飛行機でも、その時患った蓄膿症に苦しんでいました。
それでも、せっかくホノルル行きのスケジュール確保できたのだから・・・と、今回も走る!と決意していました。 前日にはホノルル在住のお友達が薬局に連れて行ってくださり、咳止めのお薬を飲み、微熱が続く中、雨に濡れてのスタートでした。
私としては、微熱があり鼻も詰まっているので、呼吸が苦しくなることが気になりました。そんな体調で雨の中走るなんて・・・と、レース後のことを心配していました。本人は「これで走れたら、次は楽に感じるだろうな・・・」と、鼻詰まりの声で返答するのです。・伴走する私は非常に心配でした。
義足内断端部の痛みは毎回のことですが、酸欠状態に陥っているためか、頭が朦朧としていながら前進し続けていました。最善を尽くすことが大切"と、分かっていても、「走ろう!」と最初の一歩を踏み出すのは挑戦です。
今回のホノルルマラソンでは、難しい状況でも「最善を尽くそう!」という気持ちの大切さを、兄から学んだような気がします。
そうした姿を見て、何カ所にも応援に駆けつけてくれたゴール後のランナーたちでした。雨が降りしきる中、沿道で応援してくださった皆さん・・・ゴールが遅れてしまったのに、すっと待っていてくれたBurns夫妻・・・どうもありがとうございました。
兄は帰国後二日間は咳が続いていましたが、今ではすっかり回復しました。心配して下さったランナーたちから、ラシーマにメールが届いているのを見ました・・・、どうもありがとうございました。
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