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不発弾処理

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satomi  kurita   niwa haha 098.JPG昨日は私の住む那覇市首里内の住宅地で不発弾を爆破処理する作業が行われました。

3か月前に那覇市首里鳥堀町の住宅建築現場で長さが90センチもある大きな不発弾が発見されましたが不発弾の移動が難しいので爆破処理をするお知らせは受けていました。

私の自宅は避難区域ではないので支障はありませんでしたが、爆破処理近隣の方々は朝から夕方まで家に戻れない・・・と、話しておられました。不発弾が発見されたすぐ近くに住む母の友人は「この家の下にも・・と、思うようになり戦争を思いだしてしょうがない・・・」と話していました。

昨日は朝より非難するようにお知らせがあり交通規制がありました。

人が人を殺すための艦砲弾を作り、戦争になると人を殺し合ったてきた現実・・・。米国が悪いとか、どこの国が悪いとかそんな問題ではなく人が人を意図的に危害を加える戦争を・・・どのような理由があっても行ってはいけないです。

美しい秋空に感謝しつつも・・・母の話しを聞きました・・・。

住宅地で初の爆破処理 那覇市首里の米国製不発弾

琉球新報 10月18日(月)9時50分配信

住宅地で初の爆破処理 那覇市首里の米国製不発弾
米国製8インチ艦砲弾の不発弾を爆破処理するため、処理壕に入れる陸上自衛隊員=17日午前9時35分、那覇市首里鳥堀町の住宅建築現場(処理現場近くに設置した固定カメラで無人撮影)
 那覇市首里鳥堀町の住宅建築現場で見つかった米国製8インチ艦砲弾(長さ90センチ、重さ118キロ)の不発弾1発が17日午後3時33分、陸上自衛隊によって発見現場で爆破処理された。
県が、爆破現場から半径10メートル以内の住宅に設置した震度計で震度4~5に相当する揺れ(速報値)が計測されたが、周辺住宅の被害の報告はない。那覇市によると住宅密集地で不発弾が爆破処理されたのは国内で初めて。処理現場から半径300メートル、約1140世帯、40事業所の約2850人が避難した。那覇市や市消防本部、陸上自衛隊、那覇署など計152人態勢で避難誘導、交通規制などを実施した。
 午前8時に避難を開始。同9時15分に処理作業が始まったが、避難対象の住宅内で住民が見つかり、作業が一時中断された。予定より1時間41分遅れの午後5時41分に避難解除された。
 爆破処理後、陸自隊員が現場を確認したところ、処理壕内に敷いていた畳に爆破の際に飛び散った不発弾の破片7片が突き刺さっていたという。
 発見された不発弾は腐食が激しく信管の種類が特定できなかった。信管の抜き取りや不発弾の移動には爆発の危険があり、発見現場で爆破処理された。
 那覇市は18日以降、現場から半径40メートル、23世帯の住宅に被害がなかったか調査する。
 現地対策本部長の翁長雄志那覇市長は「住民の生命に被害がなくて良かった。住宅地での爆破処理の補償規定はなく、磁気探査の問題も未解決だ。補償制度に足りない部分を再度検討し、市長会や町村会でも働き掛けるなどして、この問題を前進させなければ戦後は終わらない」と語った。

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