支えていただきありがとうございました。
嬉しいメールを・・・どうもありがとうございます。
12月12日は兄(島袋勉)がそうなのです。 事故後退院した日・・・8年前の12月12日退院の日は国立身体障害者リハビリセンター病院から羽田空港へ向かう際,乗り換え駅の階段や満員電車を気にしつつ西部新宿線の航空公園駅へ向かったのです。
それが今では駅の階段どころか,足場の悪い山道を登れるように訓練中・・・今も,人間の素晴らしい体のように鍛えて強くなる足ではないので,義足が壊れたり痛い思いをしながらも挑戦しています。
本日,国立身体障害者リハビリテーションセンター病院からのメールとても嬉しく読ませていただきました。 どうもありがとうございます。スポーツリハビリで兄が「バトミントンの練習ではなくもっと役に立ちそうな筋力トレーニングをしましょう」と提案した際に「バトミントンできないんでしょ」と語られた北島尚子先生。 兄が「ハイ」と答えると「できないから練習するんだよ」と・・・事故で額の上部強打による高次脳機能障害や視力障害が出ていた兄にとってバトミントンの練習をを通して学ん教訓は,多くの課題に挑戦する度,私も思い出し感謝しています。
↓退院当日,北島先生と兄 走る姿を描いていた病院のグランド 8年が経過した↓12月12日
そしてこの12月私たち家族がとても感謝していますのは理化学研究所の木下和久さん。木下さんと通う心と洞察力に私も家族も感謝を深めています。本当にありがとうございます。
母に先月,兄とツール・ド・おきなわで323kmを一緒に前進し続けてくださった木下さんの様子を私が話すと・・・「人間ってすばらしいね・・・」と母は何度も繰り返し話していまし
た。よくよく話すと"人間だからこそ心が通い,人間だからこそ痛い思いをしても学ぶことができる・・・人間だからこそ感謝の気持ちを深めることができる・・・"とよく伝わるのですが,いつも語るのは「人間ってすばらしいね・・・」それだけを何度も・・・その後,母が気圧の大きな変動も影響して調子が悪い時に,広島より来沖され一日目に兄をサポートしてくださった
川合さんがツール・ドのビデオを編集して下さりDVDが届きました。時々,母は脳の状態で血圧が急に下がり朦朧としてしまうのです・・・そんな時できることをしましたら後は話しかけ刺激を与えつつ穏やかな思いを抱いて過ごせるようにしています・・・
母はベットで横になり目を閉じていましたので私はその日
川合さんより届きましたDVDの曲を聴きながら映像を見ていました。母の顔を見ながら「休めているのかな・・・」と思っていましたら木下さんが兄と共に前進しつつ・・・感じたことを語られている言葉を目を閉じたまま聴いていたようで・・・「人間って素晴らしいね・・・」と話し出し,目を開くとだいぶしっかりとした目で・・・これまで病院でも母は何度も昏睡
状態になっても,どうにか命が支えられて・・・。今回は昏睡ではなかったのですが,血圧も下がり意識障害が出ていまいたが・・・たくさんの愛や人間の素晴らしさを感じ・・・3時間ほどしますと脈拍も血圧も徐々に回復・・・
木下和久さん・・・そして支えてくださったみなさん・・・どうもありがとうございます。
母の状態が安定してきましたので,私は木下さんへ感謝の気持ちを伝えたくなりました。「母が木下さんの語られているコメントを聴き,"人間って素晴らしいね・・・"と語り出し,心が通うことへの感謝を伝えたい・・・」と思いメールしました。
その後,木下さんよりメールが届きました・・・
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栗田智美様
心のこもったご丁寧なメール二通、お送りいただき誠にありがとうございました。
ブログを拝見していて、お母様の体調があまりよろしく無かったことを知り心配しておりました。お母様もDVDを見てくださり、もしも私の感謝の気持ちがお母様にも少しでも伝わっていたとしたら、本当に嬉しいです。体験記にも書きましたとおり、私はお母様の勉さんに対する「そんなに痛い思いをして、何も学ばなけば...」というお言葉に感銘を受け、まさに自分に言われている言葉だと感じておりました。
「人間って素晴らしいね」というお言葉は、「痛い思いをしても、学ぶことができるから」こそ「素晴らしい」ということだと思います。お母様と心を通わせていただくことが出来たこと、本当に有り難いです。
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私は母が「"人間って素晴らしいね・・・"」と語り出したことを・・・伝えたのですが,母のその言葉に含めている思いを木下さんが洞察されていることに感動・・・心が通う素晴らしさ・・・ですね。
どうもありがとうございます。
そして,私たち家族からの木下さんへの感謝の気持ちがやさしい香りとして木下さんのお母様にも届きますように・・・
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