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地球に生かしていただいている一人の考える力を与えられた人間として

satomi   shimabara   011.JPGこれまで津波で愛する家族や大事な方を多く失われた被災地の必要に応えることを優先しリクエストを優先してきました。

海外からは福島での放射性物放射性物質漏えい事故の問い合わせが当初から一番多いです。何度もニュヨーク・ロンドン・カナダ在住の日本を愛する方たちより問い合わせのメールが届いています。

東京電力の事故後の対応やコメントに驚き心配してのメールが多いです。

放射性物質は肉眼で見えないだけに深刻化しても状況が目に見えない。

それだけに, 自分の身になって後々の結果を考えた判断をしなければ,多くの方の健康や命を脅かすことを真剣に satomi   shimabara     025.JPG受け止めるとき。

どれほど深刻な問題なのか?分かっているのか・・・利害がからまない人は心から心配しています。

ただ,利害が絡む方が今,これほどの大きな災害から学び,利害優先ではなく地球に生かしていただいている一人の考える力を与えられた人間として謙虚な姿勢で立ち向かわなければ今後さらに人間の尊い命と健康を脅かしてしまう・・・のです。

被災地でこページを読まれる方の気持ちを考え,原発の記事は控えていましたが事実を知る受けとめていくためにもリクエストがある場合は見れるようにしていきたいと思っています。

*********時事通信********

4月1日(金)5時43分配信

排水先確保の作業続く=汚染水で冷却装置復旧遅れ-福島第1原発

 深刻な状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、東京電力は1日、1~3号機のタービン建屋地下にある放射性物質に汚染された水の排水先を確保する作業を続けた。同建屋には原子炉や使用済み核燃料プールの本来の冷却装置を復旧させる上で重要な機器がある。電気機器やポンプの点検、修理などを行うには排水が必要で、原子炉などの安定化の遅れが懸念される。
 同建屋地下の汚染水は特に2号機で放射性ヨウ素131などの濃度が高いが、2号機の同地下から海岸に伸びる配管トンネルや立て坑内の汚染水も比較的濃度が高いことが3月31日に判明した。各号機の建屋周囲の地下水からも放射性物質を検出。東電は損傷した燃料棒から出た核分裂生成物が敷地内に放出され、雨などで地下に染み込んでいる可能性が高いとみている。
 1~4号機放水口付近で採取された海水からは高濃度のヨウ素131の検出が続いており、汚染された地下水が流出している可能性もある。東電は建屋地下のほか、配管トンネルにつながる立て坑の排水も急ぐ方針。1号機の立て坑では低濃度の汚染水があふれる恐れがあったため、31日に一部を廃棄物貯槽に移した。
 3号機のタービン建屋地下では、復水貯蔵タンクの水を原子炉圧力抑制室用の水タンクに移し終え、1、2号機でも同様の移送作業が続けられた。今後、発電タービンを回した蒸気を水に戻す「復水器」の水を復水貯蔵タンクに移してから、汚染水を復水器に回収する見通し。 

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コメント(1)

Anonymous :

人間の傲慢さに、辟易しています。みな、この場におよんで、己の利益を被せてきます。
地球が、壊れたらどこで、その利益を使うと言うのでしょうか?

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