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小学校の校庭に大槌町役場の仮庁舎が建設されたそうです

ニューヨークで大槌町の復興を願い支援活動に励まれているMarikoさん

小学校の校庭に大槌町役場の仮庁舎が建設されたそうです。

がれきが広がっていますがそれでも一カ月でここまで・・・

これからさらに多くの支えが必要だと思います。

*****読売新聞*****

「ここから再出発」...仮庁舎完成の大槌町

 東日本大震災で大きな被害を受けた東北・関東太平洋沿岸の自治体。中でも岩手県大槌町と陸前高田市、宮城県南三陸町では多くの職員が死亡・行方不明となり、津波で庁舎も破壊されて一時は行政機能がほぼ失われた。

 それでも3市町は組織替えを弾力的に行うなど工夫を凝らし、手探りながらも復興への道を歩み始めた。

 「ここから再出発。しっかり働いていきたい」

 9日、町立小学校の校庭に消防と警察も含めた大槌町の仮庁舎が完成し、東梅(とうばい)政昭副町長(66)が決意を述べた。義援金などを受け取る際に必要な罹災(りさい)証明書や住民票も近く発行できる見通しだ。

 同町では震災で加藤宏暉(こうき)町長が死亡、職員138人のうち、課長7人を含む32人が、亡くなったか行方不明となったままだ。町役場は津波で2階天井まで浸水し、震災後は、高台の中央公民館に災害対策本部を置いた。

 「農協もガソリンスタンドも、町はすべて消えてしまった」(東梅副町長)

 行政書類が流失し、備品の調達もままならぬ中、同町は職員を「救援物資班」「避難所運営班」「遺体収容班」の3班に分け、被災直後の混乱に対応。その後、清掃班や救護班、工務班も作り、3月を乗り切った。

 課題はまだ多い。今も町民約2700人が避難生活を続けており、仮設住宅の早い建設が求められているが、もともと平坦(へいたん)な土地が少ない。町では必要戸数を2000戸とみるが、9日までに着工のめどが立っているのはまだ202戸だ。
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大槌町の写真

ここからスタートして一カ月後に役場の仮庁舎が出来たの記念のリクエストです。

3月17日にニューヨークのMarikoさんより

「栗田さん 岩手県大槌町の被災状況はどうでしょうか?」と電話がありました。

ナショナルジオグラフイック日本語公式サイトのこの写真に衝撃を受けて届いた電話でした。

瓦礫の道、3・14大槌町

瓦礫の道、3・14大槌町

 津波で壊滅した岩手県大槌町の瓦礫の中を、自転車を押しながら進む男性(3月14日撮影)
 

 
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