福島・聖光学院の斎藤監督・・・今の思いを考えています。

この五ヶ月間本当によくやった・・・と深く深く感じておられると思います。

そして野球を続けらえるよう支えて下さった方への感謝の気持と・・・

"人生"

震災による予期しない大きな状況の変化を受けいれ、逆境のなかであきらめず目標に向かい前進し続けてきた・・・そのひたむきな姿勢は福島の方だけではなく、全国の方に今も励みになっています。

歳内宏明投手も右手を痛めているなかでも、それを感じさせない投球。

福田瑛史捕手も左手首の打撲を感じさせないのはチームとしての信念・・・なのでしょう・・・。本当に震災からこの五ヶ月、言葉にならない心の奥の苦境・・・そのなかであきらめない心。

今日も最後の最後まであきらめていない心がヒシヒシと伝わってきた9回裏でした。

福田瑛史捕手が抱く歳内宏明投手への敬意に心の美しさを感じています。

全国に避難されている方にとって結果は残念でしたが、震災の状況を経験している方にとって、あのなかから、今も深刻化する原発の問題があるなかここまで前進し続ける精神力にどれほど大きな励みとなったか・・・考えています。

苦しい中で磨かれた心の輝きと希望に向かう力を感じました。

斎藤監督・・・どうもありがとうございます。