ソマリアの飢きんによる生命の危険
ソマリアの飢きんによる生命の危険
支援を妨げる人為的な動きゆえに生命の危険が・・・
*****NHK*****
ソマリア 40万人餓死のおそれ
深刻な干ばつで飢きんが続くアフリカ東部のソマリアを訪れたイギリスの国際開発相は、最大で40万人の子どもが餓死するおそれがあるとして、国際社会による一層の支援が不可欠だと訴えました。
ソマリアでは、暫定政府とイスラム過激派組織の戦闘が続くなか、深刻な干ばつによる飢きんで人口の半数に当たる370万人が生命の危険にさらされるなど事態が深刻化しています。首都モガディシオを訪れたイギリスのミッチェル国際開発相は、17日、隣国ケニアで記者会見をし「国際社会の対応は危ういほど不足している。緊急の対応がなければ、最大で40万人の子どもが餓死するおそれがある」と述べ、国際社会による一層の支援が不可欠だと訴えました。そのうえで、イギリス政府として4000万ドル余り(日本円にして30億円余り)の食料品や医薬品などの追加支援を行うことを明らかにしました。また、イスラム諸国でつくるOIC=イスラム協力機構は17日、トルコのイスタンブールで緊急の首脳会合を開き、3億5000万ドル(日本円にしておよそ270億円)の緊急支援を行うことを決めました。ただ、現地では、治安の悪化が支援活動を妨げ、援助の食料が盗まれて市場で販売されるケースも確認されており、物資の配布や医療支援などを強化するうえで大きな課題になっています。
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