せき止め湖に関して、新たに５か所で確認されたそうです。

それで今回の台風１２号による豪雨によるせき止め湖は合わせて１７か所になったとの報告です。

****NHK****

せき止め湖 新たに５か所確認

台風１２号による豪雨でできた「せき止め湖」について、国土交通省近畿地方整備局は１３日、新たに５か所で確認され、このうち奈良県野迫川村の熊野川では、土砂災害が起きるおそれが高いせき止め湖が見つかったと発表しました。

奈良県と和歌山県では、今回の台風による豪雨で、これまでに合わせて１２か所の「せき止め湖」ができ、このうちの４か所は土砂災害が起きるおそれが高いとして、周辺の自治体が住民に避難指示を出すなど警戒を呼びかけています。このせき止め湖について、国土交通省近畿地方整備局は、新たに５か所で確認され、今回の豪雨によるせき止め湖は合わせて１７か所になったと発表しました。新たに確認された５か所のうち、奈良県野迫川村北股の熊野川のせき止め湖は、１３日までの調査で、川をせき止めている土砂の高さが２０メートルを超えるなど、決壊すると下流の地域に大きな被害を及ぼすおそれのあることが分かったということです。近畿地方整備局によりますと、現時点では、どれくらいの雨で土石流が起こるおそれがあるかなど、詳しい状況は分からないとしていて、今後、詳しい調査や監視を続けるということです。近畿地方整備局の中込淳河川調査官は、「今後、詳しいシミュレーションをして、被害が及ぶ地域などを検討していくが、野迫川村の熊野川流域のほうは、周辺で雨が降ったらすぐ避難することを心がけてほしい」と話しています。