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福島県台風15号被害状況

福島県台風15号被害状況

*****福島放送局*****

被害情報

9月22日17時45分
台風15号による大雨で、広い範囲で浸水の被害が出た福島県郡山市では被害が出た地区に設置された排水ポンプが十分、機能しなかったことが分かりました。市では処理能力を超える雨が降ったと見て詳しい状況を調べています。
郡山市では市内を流れる阿武隈川などが決壊する恐れがあるとして流域の住民6万6000人余りに一時、避難指示を出しました。
川の決壊はありませんでしたが市内では川の周辺広い範囲で浸水の被害が出ています。
被害が出ている地区には雨を住宅地などから川に流す排水ポンプが、3台設置されていましたが市によりますときのうからきょうにかけていずれの排水ポンプも十分、機能していなかったということです。
この3つのポンプは毎分およそ800立方メートルの水を  排水できるということですがきのうは住宅地から川への排水溝をすべて閉じたため排水ポンプだけに大量の雨水が集中し、処理能力を上回ったとみられるということです。
気象台によりますと、きのう1日、郡山市に降った雨量は、174.5ミリで、昭和51年からの観測史上、最も多かったということです。
このため排水できないまま浸水被害が広がったとみて郡山市では、詳しい状況を調べています。

9月22日17時16分
台風15号の影響で県内では住宅など455棟が水につかる被害が出たほか、3人がけがをしました。また、須賀川市や二本松市など4つの自治体では依然、避難の指示や勧告が出ています。
NHKが県内の自治体に取材したところ、午後5時現在、住宅などの水の被害は、郡山市や須賀川市、それに白河市など24の自治体に及び床上浸水が158棟、床下浸水が297棟にのぼっています。
また、相馬市で突風で住宅の窓ガラスが割れ40代の女性が破片で顔を切るなど県内ではあわせて女性3人が軽いけがをしています。
さらに、4つの自治体では引き続き避難の指示や勧告が出ています。
避難指示が出ているのは須賀川市の滑川地区などの639世帯2327人です。
また、二本松市、白河市、それに玉川村の一部の地区では避難勧告が出されています。

9月22日17時7分
きのうの台風の影響で震災で被害を受けた人たちが避難生活を続ける仮設住宅が床上まで水につかる被害が出た問題で須賀川市は住民に意向を聞いた上で別の仮設住宅や借り上げ住宅への移転を検討することを決めました。
須賀川市上北町の翠ヶ丘公園に設けられた仮設住宅はきのうからの台風による大雨ですべての住宅が床上まで浸水し、入居する58世帯の138人がきのう、市内の体育館などに避難していました。
須賀川市によりますと浸水の原因は仮設住宅のすぐ脇を流れる川から水があふれ出し、住宅に流れ込んだことが原因だとしています。現場の川沿いに堤防はありませんが普段は仮設住宅からおよそ3メートルほど下までの水位しかなく、これまでに浸水の被害が出たことはなかったということです。この仮設住宅は震災の影響で住宅が壊れるなどした市内の住民が避難していてことし4月に市が所有する公園に完成したということですが市では浸水の被害は想定していなかったということです。このため須賀川市は住民に意向を聞いた上で別の仮設住宅や借り上げ住宅への移転を検討することを決めました。
仮設住宅の建設を担当した須賀川市建築住宅課の竹内陽課長は「利便性が高く、学校から近い場所で公共用地という理由で仮設住宅の建設を決めた。雨量が想定外だったが住民の方々の意向を十分に聞いたうえで県と協議し安全な場所の確保を検討したい」と話していました。
一方、仮設住宅の住民たちはけさから仮設住宅に戻り室内に入り込んだ泥や水を掃除したり水につかった家電製品などを片づける作業に追われていました。

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