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台風15号でこれまでに12人死亡4人行方不明

台風15号による被害情報

***NHK****

台風 12人死亡4人行方不明

9月22日 22時58分 

今回の台風で、これまでに全国で12人が死亡、4人の行方が分からなくなっているほか、けが人は367人に上っています。

このうち愛知県稲沢市の五条川で車が川に転落し、運転していた愛知県一宮市の62歳の男性が22日朝、川の下流で遺体で見つかりました。仙台市宮城野区では、21日夜、「用水路から水があふれている」という住民からの連絡を受けて点検に向かっていた市の下水道管理センターの男性職員2人が、22日、下流の用水路で遺体で見つかりました。静岡市清水区では、住宅の裏山が崩れ、家の中にいた101歳の女性の行方が分からなくなっていましたが、22日午前、遺体で発見されました。また、静岡県沼津市では台風による高波にさらわれた父親を助けようと海に飛び込み、行方が分からなくなっていた44歳の男性が22日朝、遺体で見つかりました。岩手県二戸市浄法寺町では22日未明、崩れた裏山の土砂が住宅に流れ込み、65歳の女性が死亡しました。神奈川県相模原市では、21日、路線バスの45歳の運転手の男性が、台風による強風で電柱から垂れ下がっていた電線を手でつかんでよけようとして感電し、死亡しました。名古屋市中村区では21日、庄内川で58歳の男性が死亡しているのが見つかったほか、20日、ビルの屋上で大雨で詰まった排水溝を直す作業をしていた66歳の男性が路上に転落して死亡しました。愛媛県西予市でも、家族に「川の様子を見に行く」と言って出かけた79歳の男性が21日、川で遺体で見つかりました。佐賀県唐津市の漁港では、漁船の係留作業をしていたとみられる71歳の男性が海に浮いているのが見つかり、20日、死亡しました。岐阜県では、21日、御嵩町の国道の土砂崩れ現場で、車の中から土岐市の62歳の男性が遺体で見つかりました。さらに山梨県身延町では21日夜、国道の橋からブラジル人の男女2人が川に転落し、男性は中州にいるところをヘリコプターで救助されましたが、女性の行方は分かっていません。岐阜県の多治見市では、20日、小学4年生の男の子が用水路に流されて行方が分からなくなるなど、全国で12人が死亡、4人が行方不明になっています。けが人も相次いでいます。このうち、静岡市駿河区では強風にあおられて道路に倒れた30代の女性が頭に大けがをするなど静岡県内で124人がけがをしました。今回の台風で静岡、神奈川、埼玉、東京など、25の都道府県で合わせて367人がけがをしました。

 

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