初めての24時間リレーマラソンin野辺山
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24時間で何キロ進めるか?24時間マラソンに兄(島袋勉)が申し込みをしていると知り,「えっ?24時間?一人で?両足義足で?」と私が確認したのです。「24時間で義足でどれだけ進めるのか?そんな時でないと挑戦できないから」と兄の返事。
"うさぎとかめ"の話のように,寝ないで休まず進み続ければ,かなり前進できるのでは・・・と楽しみにしていましたが,長時間になればなるほど兄の足は膨れ上がり痛みで苦しんでいました。
夜も寝ることなく朦朧と前進し続けて夜が明けると,長野県リハビリセンターで入院中にお世話になっていた看護師さんが家族で野辺山まで車で駆けつけて激励してくださいました。
入院中には義足を履いて練習していると,傷が出来ると注意されていましたが,「もう注意されないで嬉しい」と笑う兄でした。お子様もご主人も一緒に応援。
これが初めての2005年の24時間マラソンです。
夜も寝ることなく義足を何度も脱ぎ,汗をふき取りながら74km前進。
(2005年7月30,31日 24時間リレーマラソンin 野辺山)
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