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看護や介護の日々では実際に活用する機会の連続

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連絡ありがとうございます。 沖縄へ移動し私と主人が母と同居するようになり13年になります。母の看護や介護に以前より多くの時間がかかるようになりましたが、その経験から学ぶことが多く貴重な時間と実感しています。
母が目的を持って自らの意思で、これまで自分が受ける医療に関しても選ぶ大切さを認識してきたのです。母はこれまで人の言いなりになることも、選ぶ権利を放棄もせず、自分の生き方をよく考え選び続けてきたのです。
最善の医療を受ける点で圧力に面しても、逃避することもなく、一時的な感情ではなく、自らの自由意思で選ぶことを貫いてきました。命が脅かされている状況で何をを受け入れたいか、何を受け入れたくないないか、延命装置を装着するか、しないか自分の命と向き合い意思を伝える準備を事前からしていました。
それはその時の感情ではなく本人の心の中の奥深い意思。それぞれの自由意志は人間への素晴らしい贈り物と、見守る家族も感じています。
母を看護するそのような経験は、私自身が他の人の自由意志に関しても、その人、その人の自由意志を尊重する大切さを正しく認識する助けとなってきました。すべての人に自由意志の贈り物が与えられているのですから、他の人に与えられた権利を尊重できるようにもなりました。
誰であっても自分の意思で決めていることを他の人へ押し付けることは、他の人の意志を尊重していることにはならないですものね。
学んできたことが、母の看護や介護の日々では実際に活用する機会の連続ですので、良い意味で謙虚な心を養い育てる面でも役立ち、私自身感謝しつつ向き待っている最中です。

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