少し左足を引きずっているかと思いますが,本人は「もう大丈夫」と・・・
佐古利南さんよりお電話を頂き「お兄ちゃんいつもの穏やかな笑顔だけど、左足引きずっておられてね・・・」と。
「それがね・・・少しも痛そうな顔をしていないのです!いつもの島袋さんでニコニコしているけどねぇ・・・歩くのがいつものお兄ちゃんと違っていて左足を引きずっていて・・・よく聞くと空港で転倒されたそうで・・・」と。
『ギプスで固定している右腕は大丈夫かしら?』私はそれが心配で兄(島袋勉)の携帯電話に連絡!
「空港で転倒したの?大丈夫?」と私。
「大丈夫だけど、左の義足がぬけて左足の断端の骨を打ってしまい痛くてしばらく動けなかった・・・」と兄。
「手術した右手首は?」
「そこは大丈夫」と明るい声の兄。
原因は右腕がギプスで固定されているため六角レンチで定期的に行う義足のボルトの締め付けができていなかったようで緩み空港で歩いている最中に左の義足がスポットぬけて転倒したそうです。
「どこを打ったの?」と私。
「左の断端の骨」
それは・・・痛いはずです。考えただけで私も痛くなります・・。しかし、「右腕は大丈夫」と嬉しそうに話していました。
断端部の骨の痛みはマラソンや登山・自転車でも出てしまうと、義足がしばらく装着出来なくなるのです。断端(切断部の先)の骨が痛いと義足のソケットの中に入れるだけで激痛のため装着しても10歩ほど進んでまら脱いで、また装着して・・・そんな状態なのです。
ただ、とても痛そうでガタガタ震えますが、その後時間の経過で回復するのでそれほど心配はありません・・・。
しかし,空港のフラットなスペースで今回よかった・・・。これが駅の下り階段でしたら本当に大ごとです。
この痛い思いから教訓を学んで対策を考えるのでしょう・・・きっと暫くは痛みが続くと思います。
右手首の手術をしてくださったDrは先日のレントゲンで経過がよく骨のくっつきが早いので「今度レントゲンを写しギプスを外してもいいでしょう・・・」とのことでしたが、イヤイヤこんなこともあるので完全にくっつくまでギプスをしていたほうが良さそうです・・・。両足がない分、手や腕に重心がかかることが多いのでせっかくした手術が完治するまでは兄の場合は外さないほうが・・・。何があるかわからないので・・・。
義足のソケットにもジョイントにも亀裂でガタが出ているのでボルトがゆるむのも早くなっているのでしょう・・・新しい義足が足に合うといいのですが・・・。今後の対策は本人に考えてもらうしかありません。
確認しますと義足を履かないと痛みはあまりなくなっているようです・・・ご安心ください。
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